喋りながら仕事しないで

なんかね、斜め後ろの席の人がうるさいんですよ

仕事中、2,3人でず~~~っとペチャクチャ喋ってる。
若干仕事に関係すること6割、仕事に全く関係しないこと4割くらい。
ほとんどただの雑談。

結構キャリアのある人のはずなんですが、この人大丈夫?


ただこの手の話は、どうも「会話量が多い=良い事」みたいな風潮があって注意しづらい。

・クリエイティブな発想は雑談から生まれる
・業務外のコミュニケーションが大切

みたいな。
よくある「タバコ部屋有効理論」みたいな。

なので面と向かって、
「もうちょい集中して仕事したらどうっすか?おめー周りに迷惑なんだよヴォケ」
とは、なかなか言えません。
(こんな言い方しないけど)


まあ、間違っちゃいない。
間違っちゃいないんだろうが、自分はこの「たくさん会話したほうがいいよねキラッ☆みたいな理屈は好きになれません。

仕事はどうしたって(社長とか特殊な人以外は)、集中して手を動かす時間が必要になる。
というか、その時間がないと仕事は一歩も進まない。

雑談してリラックスしたり知見を交換したりするのは、その後の質を高めるためです。
そうでなければ、ただ時間を無駄に使っているに過ぎない

大事なのは、その目的を意識しているかどうか。
何も考えずに、ただ「たくさん会話したほうが偉い」とだけ思ってる奴は、まぁ迷惑なアホですな。


有名な話だけど、アメリカのビジネスマンはオンとオフの切り分けが上手いらしい。

無論彼らも雑談はする。
雑談はするが、どんなに盛り上がってても、「All right」の合図でパッと仕事に戻るんだとか。

日本人も彼らを少しは見習ってはどうだろうか。

よくある駄目な例は、「雑談しながら仕事をする」こと。

長時間働いたような気になってるけど、実は仕事が全然進んでない。
だって手を動かしてないんだもん。

「このままだと終わんないよねー」とかペチャクチャしながら仕事をするのは、もう狂気の沙汰に近い。
いやあんた、仕事してる振りして、ただくっちゃべってるだけですから。


繰り返すけど、全く会話をしないのが正とは思いません。
雑談の必要性も分かります。

が、程度ってもんがあるでしょうが、という話です。


ほら、あんたに話しかけられたあんたの後輩。

にこやかに話してるけど、話しかけられた一瞬、迷惑そうな顔をしてますよ?